沖縄は発酵食品が多い


便利な都会暮らしと違って離島は不便が多い。主人は以前、沖縄の離島で暮らしたことがあり、その頃の話を聞くと私の想像から随分かけ離れている。

離島では、スーパーが9時から5時の公務員並みの勤務であり、生鮮食料品は沖縄の本島から不定期便の貨物船で運ばれてくる。船が着くと牛乳や肉などの生ものを求めて行列ができていたという。そのなかで、牛肉や豚肉などの精肉はどのように入手していたのか尋ねてみると、豚の3枚肉の塩漬け、または島で生まれ育ったヤギ肉を食べていたという。

この塩漬けの3枚肉は日本古来の保存方法である。塩漬けすることで長時間の保存ができ大切な蛋白源を摂取することができた。豆腐も沖縄料理では発酵豆腐が有名なようです発酵と腐敗は、紙一重ですが、人間の知恵で発酵をコントロールすると新たな食品に変わる。ということを聞き、なるほどと私は思いました。

パンの生地も発酵食品、てんぺやチーズも発酵食品。このように身の回りには食料品を発酵させることによって又新しいひとつの食料品が生み出されるのです。

また、これも主人から聞いた話だが、ご飯で食中毒にあったことがあるという。
私はどうして??とビックリして聞き返したのですが、子どものころに炊き立てのご飯をガス釜に蒸らしたまま放置していたら夏場の気温の影響でご飯が腐敗していたという。主人がガス釜をあけ、ご飯をよそうと今日は母が水加減を間違えてお米を軟らかく炊いたんだろうと思い、何も疑わずに腐敗し水が出たご飯を食べたという。結果は言うまでもありません。コレは発酵ではなく、ただの腐敗でしたね