安田大サーカスのCMで酵素を説明する


先日、主人の教え子から酵素って何と質問があった。主人は、分かってもらえるかと酵素の科学的な作用を熱心に説明した。そして、酵素を身近に感じてもらおうと安田大サーカスのCMで、白い軽トラが泥水に突っ込んで白い下着が汚れ、それを酵素入り洗剤で洗い真っ白になるという話をしたそうです。

酵素には基質特異性があり特有な部分に働くこと、酵素には最適温度があり人間の体温で活性化すること、酵素には最適PHがあり、一定のPHで活発に働くこと、それから、酵素は触媒作用があるので化学反応を早め反応物質を多数産生すること・・・と説明したそうです。化学反応も活性物質も発酵食品も全て説明し、主人にとって、もうこれ以上、話すことはない、きっと分かっただろうと。

講義の最後に、学生に今日の授業の復習と題して質問をしてみると、学生からの反応は「酵素って安田大サーカスでしょっ」と同じような反応が返ってきた。主人は酵素の生理活性をを説明するために、身近なコマーシャルを使っただけだったが。

主人の1.5時間の講義は、安田大サーカスで、終わった。人間は身近なもので説明されると頭に入るが見たことが無い内容になると、安田大サーカス、の一言で終わってしまう。酵素反応は目に見えないからである。
次回は、発酵食品を説明するのに、ガスがぶくぶくでているところを見せれば分かるのではないかと、毎晩、カメラでその劇的習慣を待っている。